先日喪服を探していることを書きましたが、
今も継続中です。
ほんと、なかなか「これだっ!」っていうものが見つかりません^^;
みなさん、どんなの着てるのかなぁと知りたくてたまらない。笑
喪服特集なんて雑誌でまず組まれないけど、この本が参考になりました。
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料理家さん、スタイリストさん、クリエイターさん、主婦・料理家さんなどなど。
年齢は50代から60代くらいの女性たち、総勢7名。
7名って少ないようだけど、手持ちの喪服をこれだけ見られるのって、
すごく珍しいので多く感じます。
みなさんどんなの着てるのかなぁ、
やっぱしっかりとしたフォーマルコーナーで売ってるものかなぁ。
・・・と思ったら、これがもう皆さんバラバラ。
良い意味で裏切られましたー。
たとえば、
ある方は、40年前に買ったハナエモリのもの。
かつては肩パッドが入ってたものを取って、ずっと着ているそうです。
別の方は、普段の自分と違う装いになる喪服は苦手なので、
好みのブランドで買ったものを着ていくとのことで、
素材はリネン。
さらに、別の方は、
冠婚葬祭の席は辞退されるとのこと。
(つまり最初から行かない)
いやー、みなさん意外なほど自分スタイルでした。
(いろいろな意味で)
この本で知った、ブラックフォーマルに通用する洋服を売っているブランドは、
アニエスベー と、HARDY NOIR(アルディーノワール)
ただしどちらのブランドも、時期的なものがあるのか、HPにはあまり載っていなくて残念。
ところで、ある有名スタイリストさんは(本には載っている人たちより若い)、
「喪服は自分のためのおしゃれをしたり個性を出す場所ではなく、
亡くなった方への弔意を表すものなので、オーソドックスな喪服ブランドのものを着ます」
とおっしゃっていました。
この意見は喪服の相談をしたら、絶対と言って良いほど回答にだされるものですよね。
確かにそうだ、そうかもしれない。
でも・・・、わたしちょっとこれ、モヤっとするんです。
しっかりとした喪服ブランドのものを着ないと、お悔やみの気持ちは伝わらないのか?
なぜ、喪服は本人の個性を押し殺さなければいけないのか?
真っ黒であればあれば良いとか、生地のカテゴリーみたいなものもあったりするのか?
ひねくれているわたしは、こんなことを思ってしまう。^^;
そういえば、かなり前に喪服を探したときのこと、
喪服コーナーに行くと、熟練といった感じのおばさまが、
値段別に数枚の喪服を持ってきて、
「ほら、こんなに色が違うでしょう!」
と見比べさせるのです。
もちろん濃い色のものは値段が高く、
「色が濃いものは良い喪服だから葬儀の席で恥をかかない」
とまで言われました。
値段が安いものは恥ずかしいのよって言われているようで、
なんとも感じが悪い。
今から20年くらい前のことで、今はそんな価値観を押し付ける販売員さんは
激減もしくは絶滅しているように思うのですが、どうなんだろ。
葬儀の場で、見栄をはりたいわけでもなく、
色が多少薄くても恥ずかしいとは思わないので、
もちろんそのショップからはそそくさと逃げました〜。
というわけで、わたしは葬儀は手持ちの喪服を着て、
これね! ネットで19800円^^
さらにもう少し楽な、喪服じゃないワンピースとジャケットのアンサンブルか、
パンツとセットアップの真っ黒洋服を買おうと思っているのだけど、
これがまだ見つからない。
素材はポリエステルかジョーゼットなら、シワにならないし、
黒もしっかりと出ているので良いかと。
しかし、探すと希望に合うものがなかなか見つからない。
あ、これいい!
と思ったものが売り切れだったり、ネイビーしか作ってなかったり。
なかでも残念だったのは、このワンピ。
デザイン良いですよね〜。
ワンピの上にもう一枚重ねているようだけど、くっついているドッキングタイプ。
ミズイロインドのもので、実物も見ていて、その時も「喪服がわりになるんじゃないか」と思ったのに、
他のものに目が行って結局買わず。
セールになったらあっという間に売り切れておりました^^;
ミズイロインドのものは、エルショップが公式サイトのマーコートより充実しているのだけど、
エルショップも売り切れ、楽天にあったりすることもあるのだけど、
楽天にもなし。。。
残念。
どんなのが良いかなぁと毎日飽きもせず、ネットで検索していたのだけど、
喪服を着る日は思っていたより早く訪れました。
夫が喪主だったもんで、わたしもまぁまぁバタバタ。
そうなると、喪服にポケットがないのだのなんだのなんて全くどうでも良くなっちゃいました。笑
結局、葬儀、告別式の2日は喪服で過ごし、
他は慌てて出かけた際の、黒セーターと、黒ジョガーパンツの着たきりすずめ状態。
もっと楽なワンピなんて、無くてもなんとかなる。
それほど欲しくないものにお金をかけるのは、どうも納得がいかないので、
みつからなかったのは必要なかったんだなと。
しかし、高齢の親の葬儀関連はとっても疲れるってことがわかりました〜。