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喪服をついに手放し!手放すことへの葛藤からスッキリ

ゆるミニマム暮らし
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クローゼットの端っこに陣取っている喪服を処分しました。

「いざっていう時に慌てるのはいやだ」

となかなか手放せずにいた一着です。

喪服って、着る機会は少ないのに「持っているべきもの」という空気がどこかにありますよね。

でも私は、その「べき」にずっとモヤモヤしていました。

流行とはちょっとズレたデザイン、「その時」にしか着ることがない。

「黒の色が濃くないと恥をかきますよ」

とショップのおばさまが喪服警察的なことを言ってきたり。

正直、喪服にはあまり良い印象がなく、仕方なく所持していたのです。

こちらがわたしの喪服

 

 

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処分しようと思ったきっかけ

先々月義父が他界しました。

義母も他界しており、夫が喪主です。

夫も義弟も地元を離れてからが長く、ご近所に面識がある人は2人だけ。

親戚も多くが他界しています。

葬儀は小ぢんまりとした家族葬にしました。

 

その際に、この喪服を着たらまぁキツいのなんのって!!

6月とはいえ既に暑かったので、上着は着ずにワンピースだけです。

 

体重はほとんど変わりないのだけど、キツくてしかたがない。

ストレッチがまったく効いていない素材だったので、ストレッチ慣れしたカラダにはきびしかったのです。

 

早く脱ぎたい・・・

そればかり考えてました。

 

こんなキツい服着ていられない。

即捨てようかと思ったけど、ほんとうに捨てて良いのか迷ったため、捨てるまで2ヶ月かかりました。

 

捨てるまでのモヤモヤ

 

捨てるまでに頭の中で葛藤したこと

  • 3回忌に何着る?
  • 誰かの葬儀が急にあったら何着る?
  • 新しい喪服買うの?
  • 喪服探すのって大変
  • 次がみつかるまで取っておいてもよいのではないのか?

 

3回忌まではやろうということになっていて、その時って何着たらいいのだろうか?

と思いました。

しかし、先日四十九日法要があったのですが、その時も暑すぎるので略式の服装で良いってことになり、ごく簡単な服装にしたのです。

 

四十九日法要の参列はなんと私と夫のみ。笑

義弟一家の都合を確認する前に夫が日程を決めてしまったからです。

その代わり、義弟は新盆法要担当で我が家は行かないと。

と、こんな風にかなりゆるい感じです。

 

義両親はお寺との関係も密できっちりやってましたが、その土地に暮らしていないのもあるし、元々夫は仏事に関心が全くありません。

 

誰かの葬儀と言っても、最近多くの人が家族葬ですよね。

この家族葬も親戚まで来るのもあれば、本当に家族だけとか色々ですが・・・。

まぁ、しっかり喪服を着込んでいくシーンはかなり少ないことでしょう。

 

とりあえず、キツキツで肩パッドが入ったストレッチなしの喪服は処分すると決めても、今度は新しい喪服をどうするか?

 

ここからまたいろいろ考えることに・・・

 

 

 

 

新しい喪服どうする?

 

古い喪服を処分するにあたって、最近の喪服をチェックしてみました。

 

ストレッチ入りもあるし、わたしの喪服にはなかったポケット付きも多い。

デザインはすごく豊富になった感じはあまりないけど。

まぁ、喪服は個性を出すところじゃないと言われているからしかたないのかも。

 

 

でも、もともと関心のないジャンルの洋服を選ぶのはツラい。

全然楽しくないのです。

義母の体調が思わしくないころ、素敵な喪服はないかと探しまくったこともありますが、今はその情熱がありません。

 

だって普段着ないものですから。

 

ちなみに処分した喪服。

着た回数は、8年くらいの間に3回です。

 

 

なのでこれから必要なときは、レンタルでも良いかなと思っています。

 

喪服レンタルについて調べた

 

入学式、結婚式など晴れの日は日程がかなり前から分かっているので、レンタルもしやすいです。

でも葬儀って突然やってくるものだし、どうなんだろ?

 

と思ったのですが、亡くなってすぐに駆けつけるのはよほど近い人だけ。

葬儀に参列するまでは数日猶予があります。

現に義父の葬儀は亡くなってから、7日後になりました。

 

喪服レンタルのお店は、実店舗に来店をして借りるものと、ネットで注文して自宅などに届けてもらうものと2種類ありました。

 

店舗が近くにあるのなら借りに行くのも良いかもしれません。

しかし店舗数はあまり多くないので、ネットで頼む方が多いようです。

 

喪服レンタルについてAIに聞いてみるとこんな風に教えてくれました

  • レンタル期間は一般的に3泊4日で、料金は4,400円~10,000円程度が一般的。
  • 喪服以外にも、靴やバッグ、数珠、袱紗(ふくさ)など葬儀に必要なアイテムも一式レンタルできる。
  • 多くのサービスが16時までの注文で即日発送、都市部なら翌日午前中に届くなど急な依頼にも対応している。
  • 返却は同梱の伝票を利用してコンビニや宅配便でかんたんにできる。

 

翌日着というのは頼もしい。

そして返却がとても簡単。

伝票も最初から用意されているなんて、ありがたい。

返却が面倒だなぁ〜と思っていたのです。

もちろんクリーニングの必要もなし。

 

なんだ、これでいいじゃん。

ホッとして、心置きなく処分することができました。

 

翌日配達で料金5千円以下はありがたい!

 

 

 

 

喪服代用は?

同年代くらいの方のエッセイを読むと、喪服の話がちょいちょい出てきます。

みなさんどうしてるのかなぁ?

と特に熟読してしまいます。笑

 

案外多いのが喪服は持たず手持ちの服で代用しているという人。

 

どんな洋服で代用しているのかはあまり詳しく書かれていることが少ないです。

そこが知りたいんだけど。笑

 

エッセイストの広瀬裕子さんは、実のお父さんが他界された際に着たのは、

いつも着ている薄手ウールのセットアップ。

 

マナーを押さえつつ、着慣れない喪服を着て違和感を持ちながら参列するより自分に負担がかからないほうが、個人への思いを寄せられる。

とお考えです。

 

よっぽど常軌を逸してなければ、普段愛用しているものでの代用もありかと思います。

ただし、家に代用できるものがあればの話になりますが。

 

 

四十九日に着たもの

暑い8月の四十九日。

私が喪服の代用に着たものは、カットソーにパンツです。

 

カットソーは、この日のために探してGUで買ったもの。

 

袖が7分丈でフレア

襟が好きな丸首です。

半袖より長い袖で、窮屈じゃなく暑くなく、すこしちゃんとした感じのものをと探しました。

 

 

パンツはエンフォルドのだい好きなワイドパンツ

ポリエステルです。

 

ちなみに夫はポロシャツでした。

 

実は菩提寺の僧侶はかなりいい加減なところがありまして、お経はどんどん短くなりこの日は5分程度。

大袈裟じゃなくほんとうにです。笑

 

参列者に合わせたというのもあるのでしょう。

なんてったって私と夫だけですから。笑

 

しかも最近は体調も悪いようで、僧侶も略式の格好でした。

 

全員で略式。

無理がなくて良いじゃないかと思いました。

 

 

3回忌は、その時の手持ちの洋服。

私は黒が大好きなので、黒の洋服は常にあるはずなので。

 

そして喪服が必要なときは、レンタルにする。

これで行こうかなぁ〜と思います。

 

黒のポリエステル素材のブラウスなんか持っていたら便利だろうなぁと思ったりもします。

しまむらのオンラインで、ブラックフォーマルカテゴリーがあるんです。

 

見ていると良い感じのブラックフォーマルがあるんです。

単品で着れるブラウスとか。

 

しかしモタモタしていたら、商品が無くなってました。

入れ替えが激しいようなので、こまめにチェックしておくと良さそうです。

 

わたしの今後の喪服計画を最後にまとめると

  • 家族葬じゃないときはレンタル
  • 家族だけの場合は手持ちの洋服で
  • しまむらオンラインをチェックする!

とこんな感じになりました。

 

喪服があることは、安心にもつながっていました。

いざとなれば、あれを着よう!と。

 

あえて退路を絶ってみるのはちょっと怖かったですが、気持ちはすっきりしました。